【告知】無印良品とのプロジェクト、FoundMUJ常滑のティザームービーを公開しました。
窯業地、愛知県・常滑を舞台に、地元の土や技術を活かしたやきものを選んだり、新たにつくりました。赤褐色のやきものに内包された科学を探求し、可視化する試みです。
常滑は、中世から現在まで生産が続く、日本六古窯の1つです。中世においては六古窯最大規模の産地として栄え、丹波や信楽など他の窯業地にも影響を与えました。伊勢湾に面した立地を生かし、海道を用いて生活雑器や大型の壺・甕を全国に運びました。近代以降は土管などの建築陶器、トイレなどの衛生陶器を主に量産してきました。戦後にはそれらの工業的なやきものである「陶業」を礎とした「陶芸」への運動が新たに興り、現在に至ります。
この地で1000年ほど窯業が続く大きな要因は、650万〜100万年前に存在した東海湖によって産まれた粘土が豊富にあることです。常滑の粘土は鉄分を多く含んでいるので、多くの磁器や陶器に用いる土より低い温度で焼締まりやすく、釉薬をかけなくても水が滲みたり漏れにくい性質があります。
多くの窯業地ではやきものの用途や生産量に合わせて、「土づくり」、「成型」、「焼成」の大きく3つの工程を吟味し、組み合わせてつくっています。今回はそれぞれの工程に焦点を当て、常滑のやきものづくりを紹介します。

【企画概要】
開催期間:
2022年7月29日(金)~2022年11月24日(木) 
Found MUJI 青山/渋谷西武/ネットストア
2022年8月12日(金)~2022年12月8日(木) 
その他店舗

開催店舗:シエスタハコダテ/札幌パルコ/丸井吉祥寺/銀座/東京有明/渋谷西武/テラスモール湘南/直江津/名古屋名鉄百貨店/イオンモールKYOTO/京都BAL/グランフロント大阪/心斎橋パルコ/神戸BAL/広島パルコ/MUJIキャナルシティ博多/Found MUJI 青山/ネットストア
※開催期間及び店舗は変更になる場合があります。